2005年11月、再び私はこの地にやって来た。1年 |
本田横型空冷単気筒エンヂンを搭載するベンリーとハンター |
ホハレ林道舗装区間 霧が濃く見通し悪し |
ホハレ林道を登り標高を上げていくとやがて霧も晴 |
門入へ抜けるにはホハレのお地蔵さんから道を跨いだ先の谷筋を下って |
思いのほか来訪者が多く賑やかだった旧ホハレ峠を |
最初は水のなかった谷筋もいくつかの支流が集まり、 やがて水が流れる沢となる。左の岸上に旧ホハレ峠の 道筋らしきものが確認できるのだが、そちらより沢を 下る方が遥かに歩き易そうなのである。そういえばこ こは相当山奥であり熊の住処であることを思い出した。 リュックからポリス笛を取り出し、ピッピーと吹きな がら沢を下る。グロメク氏は何やら奇声を発したり、 歌を歌いながら野生動物に自身の存在をアピールして いる。しかしポリス笛の音色はまるで小学生の遠足を 彷佛させる。車道を歩いていて車が来ると先生が笛を 吹いて注意を促していたのを思い出した。 |
最初は緩やかに下っていた沢も段差が激しくなって |