古坂峠2
意を決して古坂峠より北側へと踏む込む。路面には |
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![]() 山、そして崖から植生が迫り緑のトンネルと化す |
![]() 倒木でひしゃけたガードレール |
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旧道は山側と崖側、両サイドから植生が迫り緑のト |
![]() かなり派手な崩落現場 バイクでの通過はなんとか可能 |
![]() 道は徐々に植生に侵食されていく |
廃道古坂峠はいよいよその真価を発揮し私とハンタ ーに襲いかかる。途中、崩落箇所や倒木もあり緊張を 強いられた。しかしながらそれらより遥かに、山から そして崖から侵食し、挙げ句には道の真ん中に立ちは だかる植生が何より厄介で手強いのである。それらを かき分けて前進するも一向に収まる気配はない。それ どころかより一層ヒドくなるばかりなのだ。 既に私もハンターもそしてデジカメまでもが蜘蛛の 巣まみれである。この蜘蛛の巣がまた気持ちが悪いの だ。普段生活している家屋などのそれと比べて恐ろし く弾力があり頑丈なのである。 |
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迫り来る植生と蜘蛛の巣に徐々に戦意は喪失してい く。そして生い茂る薮の中に倒木が現れる。それは山 側から激しく倒れており人力での除去は困難である。 上を越えるか、無理矢理下をくぐるか、切断するかを 選択しなければならない。しかしながら労をはたいて ここを越えてもその先進んで行けるか全くもって解ら ない。道がその先に続いているように見えないのだ。 ここで一旦ハンターを降り、徒歩での偵察をするこ とにする。 古坂峠3へ続く |