古坂峠再び2
さすがは古坂峠である。有志によって開拓されたとは言えのっけからナ |
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![]() 辛うじてバイク一台分苅り払いされている |
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![]() 第一ヘアピン付近で笹薮に苦戦する05式ハンター |
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猛烈な笹薮の第一ヘアピンを曲がると幾分視界が開 ける。が、今度は路面に水が流れており少々ガレてい るところがあったり場所によってはヌタヌタになって いるのだ。しかしながらローギヤード化したハンター なら何の問題も無く前進することができた。が、その 直後であった。後続の05式ハンターのグロメク氏から 「ヘルプー!」と叫び声があがる。これは一大事だと ハンターを乗り捨て走って戻ると、側壁から伸びるツ タに絡まって身動きの取れなくなった05式ハンターの 姿があった。グロメク氏は最初ハンターが壊れたと思 ったらしいが実はツタがミラーに絡まっていたのだ。 |
思わぬアクシデントであったがなんとか難局を乗り |
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これがそのショートカットの崖である。画像では全 |
協議の結果、二人がかりで"押し"で登ることに決定した。私は助走区間 |
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そしていざ登頂である。要領としてはハンター搭乗者は跨がったままア クセルオンで足をバタバタさせつつ登る。ヘルパーは後ろから荷台を押す のであるが、単に上に押し上げるのではない。斜面の土にタイヤをトラク ションさせるように押しつけるのだ。何度もイメージトレーニングを繰り 返して、まずは81式ハンターを上げることにした。 アクセルを吹かして一気に突っ込むがすぐに坂の途中で失速した。しか し後ろからグロメク氏が押してくれたお陰で微かにトラクションをかける ことができ、見事に登頂に成功した。が、グロメク氏はリアタイヤの掻い た土をモロに浴びてしまったようである。続いて05式ハンターである。 さすがに副変速機を搭載しているのと、新車でサスがよく動くのでいとも 簡単に登頂させることができた。 古坂峠再び3へ続く |