八井谷峠1
昨年は主に京都より南北に位置するエリアの酷道、廃 |
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今回は但馬トンネル南側から北上するルートを選ぶ。 トンネル手前に右に逸れる道がある。ここが八井谷峠へ と続く旧道の入口である。しばらく舗装路が続くが、但 馬トンネルの坑口の真上のところでダートとなる。 |
舗装が切れ、しばらく進むと右カーブになっていた。 そこを曲がると視界が開けるのだが、どこが道になって いるのかよく解らない。路面は雪解け水が流れて来てい るのか水貯まりだらけでヌタヌタである。 一瞬、直進するものと思ったがその先には森が立ちは だかっており道の痕跡はなかった。右手に微かに轍のよ うな跡があったので半信半疑ながら進路をとる。 |
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それにしても最初は道では無く誤って沢に入りこんで |
汗だくになって沢と化したヘアピンカーブを登った後 |
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決死の思いで丸太製の橋を越えた先に待っていたのは 草に埋もれた道と倒木の数々であった。この季節だった からよかったものの、夏などは完全に薮に覆われて道を 見失うことは間違い無い。しかしながら先のガレ気味、 轍が沢状態のヘアピンに比べるとずっと進み易い。 思いもよらなかった2つの困難箇所を越えた安堵感も あり、このままゆったり峠まで行けるものと思っていた。 が、しかし…。 八井谷峠2へ続く |