裏山死線2
道が途切れタイヤ痕も確認できなくなった地点より |
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![]() 林間にタイヤ痕を発見 |
![]() 林間コースの先に待っていたのは… |
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いきなりジープ坂である!! |
![]() ジープ坂近影 画像でもえげつなさが伝わるはずである |
![]() ジープ坂の上方に続く道。既に 81式ハンターは亀の子状態である |
エスケープルートを辿ってジープ坂の下に回りこん で途方に暮れてる私を傍目に、今まで撮影監督として 記録活動に専念していたグロメク氏がしびれを切らし てジープ坂めがけて突進して行った。監督自らアタッ クである!ハンターでのジープ坂アタックという決定 的瞬間を見逃してはなるまいと慌てて後を追う。 副変速機は無論ロー。05式ハンターのエンジンは凄 い唸り声をあげて頭大の石ゴロゴロの坂を駆け上がっ て行く。そのままの勢いで奥に構えるジープ坂まで辿 り着ければ勝機アリだが…。 |
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![]() 敢え無く坂手前のぬかるみで停止 |
![]() リトライを試みるが… |
![]() 虚しくタイヤは空転するばかり |
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悪い予感は無慈悲にも的中する。坂直前のぬかるみ |
残念ながらジープ坂攻略はならなかったが、失望するのはまだ早い。ハンターにはモデファイする余
地がまだまだ残っているからだ。オフロード車のサスのように動くモノチリサス、モトクロスタイヤに
ビードストッパー…あれもこれもつけちゃってあとは大和魂一発の気合いがあれば勝機は充分あると言
えるだろう。我々はもっと進化しないといけないのだ。
とは言うものの、この後セローがこのジープ坂にアタック、攻略する様をまざまざと見せつけられた。
パワー、サスの動き、タイヤ…どれをとっても次元が違う。そしてマシンを操るライダーの気合いもさ
すがであった。ボクシング亀田3兄弟の亀田興毅並みに闘志漲る河内弁全開のナイスガイだったのだ。
ジープ坂を撤収した頃にはもう正午を過ぎていた。一旦昼食タイムとし、午後からのアタックに備え
ることにした。まだまだ裏山死線は続くのであった。 裏山死線3へ続く
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