初めて百井峠を通ったのは確か7年程前のことである。
 50cc原付のミッションバイク(確かYB-1)を買った友達
 にツーリングに行こうと誘われ、琵琶湖へ行った帰りに通
 ったのが最初である。地図で見る限り多少道がうねってる
 ものの天下の国道なんだから楽勝でしょ!?ってな感じで
 やってきたのだが、一車線、ガードレール無し、急勾配、
 うっそうと茂る暗い杉林、落ちたら奈落の谷底…と所謂酷
 道としてのキーワードを全て備えたとんでもない道だった
 のである。当時はRF400RVに乗っていたのだが、一速じゃ
 なきゃ大原側の峠の急坂は上らなかったと記憶している。
 何より大柄なRFでこの道を走るのはかなり恐かった。ちな
 みに50ccの友人は急坂でエンストし立ち往生。私の中では
 トラウマになってた道であったのだ。


 鞍馬を北上して行くと更に山間部へ入っていき、
標高もどんどん高くなる。ヘアピンカーブを過ぎ
ると府道38号とR477の三又路、百井別れが見
えてくる。国道の標識は出てはいるのだが、初め
て訪れる人は絶対疑うに違いないと思う(;´Д`)
 で、右に曲がり下って行くと鬱蒼と茂った暗い
杉林と荒れた舗装路、ガードレール無しの急勾配
が待ち構えています。ハンターカブでここへやっ
てきたのは、その登坂力がいかなるものか試した
からだったりします。
 やっぱり一速でしか登らなかったヽ(`Д´)ノ
50ccスクーターよりは全然力強く登って行くので
よしとしましょう。

百井別れ。右に行くと百井峠を経て大原に至る。
一見何も無いように見えるが、右側が天下の国道である(;´Д`)


     
百井別れからしばらく進むとヘアピンカーブが表れる。


    
ヘアピンを越えるととんでもない急勾配が待ち構えている
しかも路面の鋪装は荒れ放題(;´Д`)

 
百井峠のお地蔵さんのお堂の近くに展望のきく広場があります。
天気のいい日には京都市内が一望できるのでお気に入りの場所です。


峠を過ぎると更に鬱蒼と茂った杉林が待ってます。
ここは昼間でも薄暗く雰囲気のある場所です(((( ;゚Д゚)))
ここを抜けると百井の集落が見えてきます。

 峠の近くにはお地蔵さんのお堂と、京都市内が一望できるちょっとした広場があります。とりあえず
ここに来た時は必ずお地蔵さんにお参りしてます(笑) しかしこのR477の百井峠の区間、私が知っ
てる中では一、二を争う酷道である。

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