樫山林道
和歌山県は古座川町の樫山という集落を通り太地町へ |
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路面はダートかと思いきや、コンクリート舗装が施さ れている。しかし木の葉や砂利が堆積しているので運転 には細心の注意を払わなければならない。 それにしても本当に静かな道である。木々に陽射しが 遮られているので薄暗くて本当に気味が悪いのである。 聴こえてくるのは鳥の泣き声と沢の流れの音のみであり、 かなりナイーブになっていたが唯一の救いは沢の水が綺 麗なことくらいか。私は岐阜県は飛騨地方の生まれなの で川の水の綺麗さにはうるさいのだが、ここに限らず紀 伊半島に流れる川の透明さには正直驚いた。 |
かなりナイーブになっていたところに突然素堀りのトン |
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更に素堀りトンネルが続く。気がつくと路面はダートに なっている。落石もあったが通行に支障はない。 最初は薄暗くて気味が悪い林道だと思っていたが、見ど ころが多く走り応えのある道である。素堀りのトンネルが あるのもポイントが高い。 |
トンネルを抜けると上がり坂になり、次第に谷も深くな っていく。気がつけば結構な断崖絶壁である。 綺麗な沢、素堀りトンネル、断崖絶壁。私が林道に望む 全ての要素が揃っている。 もはや先程までのナイーブさは 無くなり鼻歌まじりにハンターを走らせる。 この先、道が二手に別れており、直進するとそのまま高 野林道に。 右に曲がると小匠ダムへと続く。 一度は小匠ダムまで行ったのだが、やはり高野林道の方 が気になったので途中で引き返して高野林道に入ってみた。 |
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高野林道に入った途端、御覧のような道になっていた。 |