前後タイヤ交換(Dunlop K860)

 昨年6月に履き換えたリアタイヤDunlop K350であるが、約6,000km走ったところで減り具合は
だいたい4分山くらいであった。貧乏根性を発揮すれば10,000kmまでは楽に持ちそうである。見た目
の無骨さも気に入っていたし、ドッシリとした安定感もあった。ダートでもきっちり路面をとらえてく
れていたし言うこと無しであった。が、やはり3.00-17というオーバーサイズであるが故にフルボトム
時にフェンダーやチェーンケースに干渉してしまうのである。フェンダーとタイヤの間のクリアランス
をとろうとハンマーで叩いたりいろいろ工夫してみたが、やはりどうしてもダメみたいであるorz
 そこで今回タイヤを交換することとしたが、今まで履いてみたタイヤのインプレをおさらいしてみる。

・IRC FB3
 豪州仕様CT110純正タイヤ。オンロード、オフロードともによくグリップしてくれるのだが減りが
 早かったのが泣き所。リアタイヤは走行2000km程で5分山くらいになっていた。
 タイヤローテーションをしてなんとか6,000km持たせた。ちなみに私の体重は57kgである。

・Dunlop UNIVERSAL
 ブロック目がかなり詰まったどちらかというとオン指向のタイヤ。が、オフロードでも結構よく走っ
 てくれた。約6,000km走ったところで前7分山、後4分山であった。純正タイヤFB3と同じサイズの
 2.75−17であるがブロック目が詰まっているからか、見た目細い感じである。

 今回チョイスしたのはCRM80純正のフロントタイヤ用のDunlop K860で 
ある。サイズは70/100-17であり、インチ表示に換算するとだいたいでは
あるが2.50-17である。純正サイズより細くなってしまうが、70/100-17
サイズに食指を伸ばすとタイヤの選択肢がずっと広がるのだ(とは言っても 
ミニモトクロッサーのフロント用タイヤであるのだが)。公道走行不可のモ
トクロスタイヤも履こうと思えば履けるのだ。本当は公道走行可能なエンデ
ューロタイヤのラインナップがあれば言うことが無いのであるが、贅沢は禁
物といったところか。更に70/100-17サイズだと強化チューブも選べるの
で、来るべきゲロ道アタックに備えるべくこれに決めたのである。
 お薦めはできないのだろうが、70/100-17(2.50-17)用の強化チューブ、
2.75-17サイズのタイヤにでも流用できるのではと思う。なんせ私が買った
時に純正タイヤの中に2.50-17用のチューブが入ってたからだ。

左 K350 右 K860


実際装着してみるとやはり細い
 
全体から見るとこんな感じ


 さて前後ともにK860を装着したのだが、3.00サイズのK350の後だけあってやはりどうしても迫力
の無さが浮き立ってしまう。オン指向のUNIVERSALより細くボリュームが無い感じである。タイヤが
サイズダウンしたぶんだけ若干ではあるが足着きが良くなった。
 オンロードでは可も無く不可も無く…タイヤが細くなったぶんハンドリングも軽やかになった。
K350のようなドッシリ感は無くなったが不満の無いレベルである。オフロードではこれまたどうして
空気圧高めでも良くグリップしてくれた。さすがはCRM80の純正タイヤである。
 あとはビードストッパーを装着して空気圧を落とせるだけ落とせば、かなりの走破力が期待できるの
ではないかと思っている!

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