夏の日のハンター1〜茶呑峠再訪と大ヌタ場〜
廃道探索や整備の記録を改めて眺めてみると夏期は |
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7月半ばからハンターで東北地方へロングツーリン |
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はてさて茶呑峠を後にして再び京北町へ戻る途中、ハンターを停めると |
茶呑峠を後にしてから某府道の未開通箇所を探索してみたが倒木の数が 半端でなくすぐさま撤退させられることとなった。なにがしかこう消化不 良というか不完全燃焼と言った感じだったので大見尾根へ行こうというこ とになった。そして昨年に突入して偉い目に遇った大ヌタ場へと到着する。 先行して先に到着していたグロメク氏はハンターをスタンドを立てて停め デジカメを構えつつこう言った。「この場所で僕がこうしてデジカメを構 えているということはどういうことか解りますよね( ̄∀ ̄)ニヤリ」 ハメられた。しかもここに到着するまでは止んでいた雨が結構大粒の雨と なって降り出す始末である。カメラを向けられてはセコセコとエスケープ ルートを通るわけにもいかず男の一発直進ルートを進むことにした。 |
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ユルユルと慎重にヌタ場へと突入開始。が、これが いけなかった。例によってズブズブと沈んで行く81式 ハンター。アクスルシャフトまでいとも簡単に沈み、 すぐに完全停止した。すかさずグロメク氏が後ろから "押し"に入るがタイヤは虚しく空転するばかりである。 そしてこの空転するタイヤがこの大ヌタ場の底の泥を 水面にかき出すのである。臭いっ(T▽T) ドブの臭いそのものである。この臭いで完全に戦意喪 失である。しかし前にも後ろにも動かないハンター。 どうやら底にスクーターのタイヤが沈んでおり、それ がスタンドに引っ掛かっていたせいで停止したようだ。 |
昨年は"押し"が入ることでクリアできた大ヌタ場だが、今回は完全敗北である。なんとかバックでヌ
タ場から離れることができたが、エンジンも半分程水没してしまったのでさすがにこれはマズいんじゃ
ないかと思ったがあっさりと再始動できた。さすが水没走行を想定した設計のハンターカブである。
が、ヌタ場の中の繊維質のゴミがスポークに絡まるわで81式ハンターそのものがドブ臭くなってしまっ
たのが痛恨だ。このヌタ場には蛭はいなかったのがせめてもの救いであろうか。グロメク氏はいい絵が
撮れたと御満悦の様子である。ちなみにこのヌタ場突入の動画が保存されているのだが、なんともぶざ
まなハンターの様子が収められているのでやはりこれは戦意高揚に全く値しない。お蔵入りになる可能
性が高いのが残念きわまりないところだ。(ファイルサイズを小さくしてアップロードしたいのだが、
今のマシン、OS環境ではそれが出来ないのが辛い(;´Д`))
ともかく茶呑再訪と大ヌタ場でハンターの短い2006夏が始まったのであった。
続く
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