コンタクトブレーカー交換

 昨年暮れ頃から主にツーリング時に上り坂で60km/h 
くらいに差し掛かるとエンジンが吹けなくなる症状が出
ていた。最初はキャブが詰まり気味か、アイシングに因
るものだと思っていた。ふと、どうも点火時期が上手く
合っていないのではないか、、と考えると思い当たる節
がある。国内仕様ハンターはポイント(コンタクトブレー
カー)点火式なのである。コンタクトブレーカー自体はハ
ンターを手にしてからすぐに新品パーツを入手していた。
しかし今日まで特に点火時期不調の疑いも無く交換す
るに至らなかったのであった。ポイント点火式はCDIに
比べて何かと不便だと聞いていたが、なかなかどうして
全然使えるじゃんと思って乗り続けていたわけだが、そ
の考えは甘かったようである。

右側がもとより付いてたコンタクトブレーカー 左側が新品 

 最初はポイントギャップの調整、押入れの肥やしと化していたタイミングライトて点火時期調整をして
やり過ごそうかと思ったが、ポイント接点がすり減っているばかりか偏磨耗していたのである。
ハンターを入手した当初は定期的にポイントギャップ調整をしていたのだが、一年以上ほったらかしに
していた報いである。

    更に悪いことに新品のコンタクトブレーカーを取り付
 ける為の雄ネジのビスの山をナめてしまった(´д`;)
 ホームセンターに代わりのビスを買いに行こうにも火
 花が飛ばないハンターはもはや鉄クズ同然である。
  同径のビスはあったが長すぎる。仕方が無いので
 その長いビスを金ノコで切断して使ったのであった。
  取り付けを完了し、ポイントギャップを調整し、点火
 時期をFマークピッタリに合わせてみる。最初エンジ
 ンをかけた時にハッキリと火花の強さが格段に上が
 っているのが感じられたがアクセルをオフにするとア
 イドリングが不安定になってしまう・・。いろいろと試
 行錯誤して点火時期を少し遅いめにすると見違える
 程安定した。    

 ちなみにコンタクトブレーカー交換、ポイントギャップ調整、点火時期調整してからは上り坂で60km/h
走っているとエンジンが吹けなくなるあの症状は全く出なくなった。やはり点火時期の狂いが原因だっ
たようである。

 本当は点火時期をFマークにピッタリ合わせてからキャブセッティングをするのがベストなのだと思う
が、しばらくはこのまま様子をみてみようと思って数ヶ月・・このページを作成している現在も点火時期
セッティングは遅いめのままである。特に不自由して無いのでキャブのオーバーホールもセッティング
もしていなかったりする(´д`;)

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