ヤフオクリベンジ

 悪夢のショップ訪問から数日後、ヤフオクにやっと国内仕様のハンターカブが出品される。しかし、
横浜からの出品だったので諦めようとしたが、思いきってこちらこら出向いて直接引き取りに行くのは
どうだろう? 新幹線で横浜まで移動し、引き取ってからそのまま京都まで自走すれば運送会社を使う
よりも送料は安くなるはず。長距離ツーリングは全くもって苦にはならない。こう考えるとだんだん楽
しくなってくるものである。肝心の出品されてるハンターカブもフロントキャリア、センタースタンド
のオプションも付いてるし、エンジンの調子も良いとの事。距離も20,000kmちょいということで、カ
ブエンジンならまだまだ走れるはずである。よし、なんとかこれを落札しよう!
 前回のオークションでは痛いめにあってるので、オークション終了真際はかなり気合いを入れて臨戦
体制に入っていたが、すんなりと落札することができた。

やっとハンターカブゲット!

 
落札してから約一週間後、 仕事を終えてからAMBITIOUS JAPAN!のぞみに乗り込み新横浜へ移動。
出品者であるCT110のオーナーさんがわざわざ駅まで車で迎えに来てくださり、お住いのマンションま
で送ってもらう。そして念願のハンターカブと御対面! 思ってた以上に外観の程度が良かったので感
激する。一通り操作方法を教えてもらうが、この時初めて国内仕様車はシフトペダルを前に踏み込むこ
とでシフトアップすることを知る。後ろのペダルを踏み込んでシフトアップするものと思ってたが、国
内仕様車は副変速機がないので構造上そうなってるらしい。
 出品者のオーナーさんにお礼を言ってハンターカブに跨がり早速出発! キックペダルで始動なのだ
が想像よりずっと重かったので驚く。4ストで100cc、2スト50ccのNS-1と比べちゃいかんな
ーと思いつつ3回目くらいでポロロッとエンジン始動。おーカブの音だ!!
そして一速に入れて発進…トコトコトコ…なかなか軽快に走る。シフトダウンするとカブのそれと同じ
く強烈にエンブレがかかり感動!(笑)
 しかし自動遠心クラッチたる所以左手にクラッチレバーがないし、シフト操作も通 常のミッションバ
イクと逆なので操作がおぼつかず、後続車に迷惑をかけながら夜の横浜の住宅街を走る。

 この後、横浜に住む知人宅で一泊させてもらうつもりだったが、その知人と仲間達に一晩中あちこち
に連れ回され結局一睡もすることなく京都を目指すことになる(;´Д`)

 なにはともあれ、こうしてCT110ハンターカブとの素晴しき日々(苦難と泥沼の日々(笑))が始まっ
たのであった。


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